2012年6月24日日曜日

木曽平沢へ行ってきました

前回ブログを更新したのが4ヶ月前・・・
月1くらいでできればなぁ・・・


モアノでの個展のときに、長野の木曽平沢で漆のプロジェクトを
立ち上げ中という方と知り合いになり、
レジデンスの計画も今後考えているという話もお聞きしたので、
とりあえず見に行ってみようということで行ってきました。


はい。
‘漆’ という素材は今までアート作品、漆器など見たことはあるけど
実際どんな素材でどんな技術、工程なのかというのはあまり知らず


それにしても景色はもちろんのこと、空気や音、そして人、
環境がとても心地よい所でした。





急な山間の中に家がぎゅっと集まっている木曽平沢
町並みも独特。
家々が隙間なく並んでいます。
一軒一軒、縦に細長いのです。
これは昔、通りに面している面積で税金が決まっていたからとのこと。



さりげなくある路地裏、長いです。
今後プロジェクトの拠点となる平食レジデンス
家賃1万円!
八月に改装も兼ねて壁、床一面を漆で塗るワークショップも
計画中とのこと、これはぜひ参加したいです。






滞在したのは二日間だけで、私がみたのはほんの一部、さわり程度でしたが
色々なことを見せていただきました。


ガラスに漆を塗っている工房も見させてもらいました。
残念ながら写真はありません・・・


生漆(木から採取したままの漆)を漉した後の和紙
何かに使えそーな・・・
以前は分業でそれぞれの工程の職人がいて、家具など大振りなものを
メインに作っていたそうですが、作る絶対数が減ってしまい
それぞれの職人、工房で売るまでの全部の工程を行う方向へと
移っていったとのことです。


実際尋ねたのは4件ほどですが、工房の方向性や
メインにしている商品など様々でした。




今後自分がどう関わっていくか、作品に漆を使うかなんてことは
正直まだわかりませんが、何かの形で関わっていければと思います。


車と仕事さえあれば引っ越したい・・・!